おしりの性感染症、検査してみませんか?

初めてSH外来を受診する方は、info_shc@acc.ncgm.go.jpにご連絡ください。受診日時を調整させていただきます。事前に連絡のない方は受診できません。

以下の項目に該当する方は、SH外来の受診を控えていただくようお願いしています

  • 37度以上の発熱(もしくは解熱剤の服用)
  • 数日以内の呼吸器症状・感冒症状(咳・咽頭痛など)
  • 味覚・嗅覚の消失
  • COVID-19患者との2週間以内の接触
  • 同居人の発熱・呼吸器症状
  • 2週間以内の海外渡航歴
  • 海外帰国者との接触
  • 2週間以内にイベントやカラオケ、家族以外との食事会に参加
  • 繁華街・歓楽街への頻繁な出入り
  • 最近COVID-19のPCR検査を受けた


新型コロナウイルス肺炎の基礎知識 基礎講座#2;あなたの疑問に答えます(PDF:743KB)

SH外来とは

この外来は性の健康づくりを応援します。
研究協力者を募集しています。

  • この外来はHIV診療をしている外来とは別のものです。

国立国際医療研究センター

2017年1月より国立国際医療研究センター内にSH外来がオープンしました。

この外来はゲイ・バイセクシュアル男性を対象に性感染症の検査と治療を行う研究ベースの専門外来です。症状がなくても定期的な検査と必要な治療を受けて、ご自身のSexual Healthを維持しようとする方々を応援する新しい発想の外来です。

この外来では、最もHIV感染の可能性が高いと考えられている肛門の性感染症とHIV感染の関連を明らかにするために、定期的に(概ね3ヶ月毎)HIV、梅毒、肝炎、肛門・咽頭の淋菌とクラミジア感染症の検査を行っています。特に肛門の性感染症検査は、現在保険適応になっておらず、無症状であることから見逃されている可能性がありますので、この機会を是非ご利用ください。

参加条件および詳細は以下のページよりご確認ください。

研究のご報告

2017年から開始したSH外来の研究に、多くの方に参加して頂きました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。

研究に参加頂いた方々の診療の結果をご報告いたします。
皆様の性感染症予防に役立てて頂ければと思います。

現在もSH外来の参加者を募集しております。また、個人輸入によるPrEP実施者のサポートも行っています。

2020年3月吉日
研究代表 水島 大輔

2019年の報告

診療結果のまとめ

  • 2017年1月1日から2019年12月31日の間に、1,011名の方に研究に参加して頂きました。
  • 全体の約30%の方が下記にあげるいずれかの性感染症と診断されました。
  • ほとんどの方が無症状でしたが、検査をして初めて診断されました。
  • HIV感染症と診断された方は48名(初診時にHIV判明30名、2回目以降の受診時に判明18名)でした。
  • 特に重要な疾患についてまとめましたのでご参照ください。

これまで外来で診断された性感染症

  • HIV
  • 梅毒
  • 直腸肛門部の淋菌・クラミジア感染
  • のどの淋菌・クラミジア感染
  • 尿道の淋菌・クラミジア感染
  • B型肝炎・C型肝炎・A型肝炎
  • アメーバ赤痢
  • ジアルジア症
  • 尖圭コンジローマ
  • 陰部ヘルペス
  • 直腸肛門部のマイコプラズマジェニタリウム感染
  • 尿道のマイコプラズマジェニタリウム感染

淋菌・クラミジアの検査部位別の有病割合(n=118)

淋菌・クラミジアの検査部位別の有病割合(n=118)

6人に1人がお尻の性感染症に気づかずに感染
1年後には5人に1人がお尻の性感染症に感染

→無症状でも定期的に性の健康チェックが必要