2017年1月より国立国際医療研究センター内にSH外来がオープンしました。
この外来はゲイ・バイセクシュアル男性を対象に性感染症の検査と治療を行う研究ベースの専門外来です。症状がなくても定期的な検査と必要な治療を受けて、ご自身のSexual Healthを維持しようとする方々を応援する新しい発想の外来です。
この外来では、最もHIV感染の可能性が高いと考えられている肛門の性感染症とHIV感染の関連を明らかにするために、定期的に(概ね3ヶ月毎)HIV、梅毒、淋菌とクラミジア感染症の検査を行っています。特に肛門の性感染症検査は、現在保険適応になっておらず、無症状であることから見逃されている可能性がありますので、この機会を是非ご利用ください。
参加条件および詳細は以下のページよりご確認ください。
2017年から開始したSH外来の研究に、多くの方に参加して頂きました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
研究に参加頂いた方々の診療の結果をご報告いたします。
皆様の性感染症予防に役立てて頂ければと思います。
個人輸入によるPrEP実施者のサポートも行っています。
研究代表 水島 大輔
6人に1人がお尻の性感染症に気づかずに感染
1年後には5人に1人がお尻の性感染症に感染
→無症状でも定期的に性の健康チェックが必要